京都刑務所職員のPCから受刑者などの情報がWinnyネットワーク上に流出した件で法務省は22日、被収容者3,380人と職員2,283人分の個人情報が含まれていたことを明らかにした。
流出したのは、滋賀刑務所や福岡刑務所、福岡拘置所、福岡矯正管区の計4施設で作成された施設内における処遇の実例や、矯正研修所が保有している矯正施設職員の研修資料などの内部文書。このほかのファイルを合わせて約1万ファイルが流出したという。
法務省によれば、流出したデータは京都刑務所の職員が作成していたほか、職務の参考資料にする目的で鹿児島刑務所職員からデータを受け取っていた。なお、この鹿児島刑務所の職員も同様の目的で他の職員からデータを譲り受けていた。
関連情報
■URL
法務省
http://www.moj.go.jp/
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( 増田 覚 )
2006/02/22 18:52
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