米Google、慈善事業の責任者に医学・公衆衛生の専門家を任命

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米Google、慈善事業の責任者に医学・公衆衛生の専門家を任命

　米Googleは22日、Googleの慈善事業を担当する「Google.org」のエグゼクティブディレクターとしてLarry Brilliant氏を任命したと発表した。Brilliant氏は医学・公衆衛生の専門家であり、今後、Googleの慈善事業全体の方針と戦略的な目標を、Google創業者のLarry Page氏とSergey Brin氏とともに策定することになる。

　Brilliant氏はThe Seva Foundationの創業者兼ディレクター、カリフォルニア大学Berkeley School of Public Healthのポリシーアドバイザリーカウンシル委員、大手ベンチャーキャピタルKPCBの「Pandemic and Bio-Defense Fund」の戦略的アドバイザリーグループのメンバーでもある。

　Brilliant氏はウェイン州立大学で医学修士号を、ミシガン大学で開発経済学と公衆衛生学の修士号を取得している。

　Google.orgの役割についてBrin氏は、「Larry Pageと私が言ってきたように、Google.orgの貢献が世界中の問題のうち最も大きな部分に対して野心的にイノベーションを適用し、著しいリソースをつぎ込むことによって、いつの日か世界に与えるインパクトという意味においてGoogle自身を超えることを希望している」とコメントしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.google.com/press/pressrel/brilliant.html

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2006/02/23 11:44

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