米AOLの子会社であるNullSoftは23日、Windows用のメディアプレーヤーソフト「Winamp 5.2」をリリースした。このバージョンでは初めてiPodなどのポータブルプレーヤーに対応するなど多くの新機能が追加されたほか、バグが修正された。
Winamp 5.2の最も大きな新機能は、Winampメディアライブラリーをポータブルプレーヤーと同期できるようになったことだ。iPod、Creative、Microsoft Plays For Sure対応デバイスをサポートしている。
もう1つの新機能はプロフィール機能だ。Winampを一度インストールするだけで、それぞれのプロフィールから家族それぞれのライブラリーや設定を切り替えることができるようになった。また、MP3ファイルのID3タグのUnicode対応の改良、プレイリストやビデオ再生画面で国際的キャラクターコードが利用できるようになるなどの改良点もある。プレイリストの処理における脆弱性も修正された。
また、メディアライブラリーによって提供されるオンラインサービスが増えたほか、インターネットメディアハブにはAjax技術が採用されるなどユーザーインターフェイスも改良されている。
なお、有料版の「Winamp Pro」では、aacPlus(HE-AAC)の128kbps以上のビットレートでエンコーディングができるようになった。
関連情報
■URL
ダウンロードサイト(英文)
http://www.winamp.com/player/
バージョンアップ履歴(英文)
http://www.winamp.com/player/version_history.php
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・ Winampに2件の深刻な脆弱性(2006/02/16)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/02/24 12:19
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