アップルコンピュータは23日、音楽配信サービス「iTunes Music Store」のダウンロード曲数が10億曲に達したとして、キャンペーンの当選者などを発表した。
アップルでは10億曲ダウンロードを記念して、カウントダウンキャンペーンを8日から実施。10億曲目となったのは、英国のグループ「COLDPLAY」の“Speed of Sound”(アルバム「X&Y」に収録)で、米国ミシガン州のAlex Ostrovsky氏が購入した。
Ostrovsky氏には、20インチiMac、iPod(60GB)10台、1万ドル相当のiTunesミュージックカードが贈られるほか、ニューヨークのジュリアード音楽院に彼の名前を冠した奨学金制度をアップルが創設する。
また、10億曲に達するまでの間、10万人ごとの応募者に対してiPod nano(4GB)と100ドル相当のiTunesミュージックカードのプレゼントも実施しており、こちらの当選者も発表された。キャンペーンには各国からの応募があり、日本からも、椎名林檎の「すべりだい」や、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」などを購入した16人が当選している。
アップルのCEOを務めるSteve Jobs氏は、「すべてのお客様、アーティスト、そして音楽会社の経営陣とともに、私たちが過去3年間に一緒に築いてきたことを振り返りたい。10億曲以上の楽曲が世界中で合法的に購入、ダウンロードされ、音楽の違法配信に対抗する大きな勢力となるとともに、将来の音楽配給方法そのものについてもCDからインターネットへと新たな道を切り開いた」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2006/feb/24itms.html
■関連記事
・ iTMS、10億曲ダウンロードを前にカウントダウンキャンペーン(2006/02/09)
( 三柳英樹 )
2006/02/24 14:11
- ページの先頭へ-
|