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専用駆除ソフトの操作画面
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アンラボは11日、ファイル交換ソフト「Winny」を通じて感染するウイルスの専用駆除ソフトを公開した。同社サイトから無料ダウンロードできる。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。
専用駆除ソフトでは、PC内の個人情報を不特定多数に“暴露”する「Antinny」など、Winnyを通じて感染するウイルスを検出・削除できる。Winnyプログラム自体も検出する。アンラボのウイルス対策ソフトだけでなく、他社製品のユーザーでも利用可能だ。アンラボの「V3 ウイルスブロック」利用者は、定義ファイルを更新すれば同様の機能を利用できる。
ユーザーは、同社サイトから専用駆除ソフト「v3antinny.exe」をダウンロードして実行後、画面に表示される「Scan Now」をクリックするとウイルススキャンが開始する。ウイルスが発見された場合は、操作画面上の「Clean All」をクリックすれば駆除できる。
ただし、ZIPをはじめとした圧縮ファイル中に存在するウイルスの検索には対応していないほか、リアルタイム監視機能は搭載していないので注意が必要だ。また、定義ファイルは、3月10日までにアンラボが把握したウイルスをもとに作成したもので、今後定期アップデートが行なわれる予定はないという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ahnlab.co.jp/news/view.asp?seq=1552&pageNo=1&news_gu=01
ダウンロードページ
http://www.ahnlab.co.jp/download/vdn_view.asp?num=29&pagecnt=1
関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
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・ インターチャネル、軽さと速さを重視した「ウイルスブロック 2006」(2005/09/09)
( 増田 覚 )
2006/03/13 17:48
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