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インターネット利用率は団塊世代56.4%、シニア世代34.7%~凸版印刷調査


 凸版印刷は16日、団塊世代とシニア世代の情報コミュニケーションに関する調査結果を公表した。同調査は、凸版印刷の消費行動研究室が、団塊世代(1947~1949年生まれ、現在57~59歳)とシニア世代(1937~1939年生まれ、現在67~69歳)を対象に実施。調査方法は郵送法によるアンケート調査で、有効回答数は447人(団塊世代225人、シニア世代222人)。

 ITリテラシーに関する調査では、PCの保有率は団塊世代が71.1%、シニア世代が49.1%、インターネットの利用率は団塊世代が56.4%、シニア世代が34.7%となった。Webページを見る頻度は、「ほぼ毎日」(団塊24.0%、シニア9.0%)と答えた人が多く、「2~3日に1回」(団塊9.8%、シニア4.5%)、「週に1回」(団塊9.3%、シニア6.8%)と続く。

 インターネットの利用用途については、「情報検索」(団塊89.2%、シニア80.6%)が最も多く、その他には「商品・サービスの情報収集」(団塊70.8%、シニア61.2%)、「電子メール」(団塊69.2%、シニア74.6%)を挙げる回答が多い。

 商品購入時に参考とする情報媒体では、「折り込みチラシ」(団塊70.2%、シニア64.9%)、「口コミ」(団塊68.9%、シニア67.1%)、「新聞広告」(団塊68.0%、シニア74.3%)を挙げる人が多く、「ホームページ」(団塊32.4%、シニア13.1%)を参考にしているという割合は低い。

 役に立つと思う情報媒体は、「口コミ」(団塊63.6%、シニア64.4%)、「新聞記事」(団塊60.0%、シニア58.1%)を挙げる回答が多く、役に立たないと思う情報媒体では、「ダイレクトメール」(団塊28.4%、シニア25.7%)、携帯電話用サイト(団塊25.8%、シニア19.8%)が上位となった。

 携帯電話用サイトと携帯メールについては、団塊・シニア世代とも「見づらい情報媒体」の上位に挙げられている。媒体を見づらいと感じる理由としては「文字が小さい」(団塊64.4%、シニア64.4%)、「文字量が多い」(団塊46.7%、シニア52.3%)という意見が多くなっている。


関連情報

URL
  凸版印刷
  http://www.toppan.co.jp/


( 三柳英樹 )
2006/03/16 13:49

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