NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は16日、同日に開催した「第8回JNSA西日本支部主催セキュリティセミナー」参加者110件分のメールアドレスリストが、メール誤送信によってセミナー参加者全員に送信されたとことを明らかにした。
JNSAでは15日、保管していた参加者情報を基にメールアドレスを抽出したExcel形式の作業ファイルを作成。案内メールを送信するために、メールアドレスリストを「BCC」に設定したものの、「手違いにより、送信先アドレスリストが入った作業ファイルも一緒に送信してしまった」という。誤送信に気が付いた時点で、改めて添付ファイルの削除を要請するメールを発信した。
原因は、セミナー参加者への案内メールを送信する際に、データの受け渡しと最終確認が不十分だったと分析。JNSAでは、対策としてセミナー参加者と関係者に連絡し、連絡窓口を用意した。
なお、セミナー参加者の個人情報は統計情報の処理後、速やかに破棄する手続きを取っている。そのため、過去のセミナー申し込み者の情報が流出する可能性はないという。
関連情報
■URL
メールアドレス情報の流出に関するお詫び
http://www.jnsa.org/note_060316.html
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( 鷹木 創 )
2006/03/17 17:50
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