シマンテックは18日、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の設定ファイルを変更するトロイの木馬型ウイルス「Trojan.Remojin」を警告した。Winnyの設定ファイルを書き換えるほか、ウイルス「Antinny」の亜種のファイルを削除しようとする。危険度は5段階中で最も低い“1”と評価している。
Remojinが実行されると、システムフォルダ内に自分自身をコピーし、レジストリを書き換えることでWindowsが起動されるたびにRemojinが実行されるようにする。
また、WinnyがPCにインストールされている場合に、Winnyがファイル検索で無視する文字列のリストを含む「Ignore.txt」を書き換え、「仁義なきキンタマ,,0,0,,0,1,0」という文字列を追加。さらに、Antinnyの亜種に関連付けられている特定の日本語の文字列で始まる.exeファイルを探すという。
関連情報
■URL
「Trojan.Remojin」に関する情報(シマンテック)
http://www.symantec.co.jp/region/jp/avcenter/venc/data/jp-trojan.remojin.html
( 三柳英樹 )
2006/03/20 19:13
- ページの先頭へ-
|