日本ジャグリング協会は、同協会の元スタッフの私物PCがファイル交換ソフト「Winny」を介してウイルスに感染し、協会員の名簿など合計225人分の個人情報が流出したことを明らかにした。
流出したのは、2001年8月時点における日本ジャグリング協会会員113人の名簿と、2001年に開催された「Japan Juggling Festival 2001」に参加した112人の名簿。氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれていた。2つの名簿に掲載されている人名は、大部分が重複しているという。なお、2001年度以前のファイルの流出については現在調査中だが、2002年以降のデータは別のスタッフが管理していることから、流出の可能性はないとしている。
今回の流出は、3月12日に日本ジャグリング協会会員からの指摘で判明した。同協会によれば、元スタッフが2001年当時の協会関連データを私物PCに保存しており、2006年1月~3月にかけてウイルスに感染したためファイルが流出したという。
同協会では今後、個人情報ファイルを全て暗号化するほか、不要となった個人情報を破棄するなど対策を徹底するとしている。また、既に退会したスタッフに対しては、会員の個人情報を所持していないかを確認し、保有していた場合は確実に破棄させるという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.juggling.jp/problem.html
日本ジャグリング協会
http://www.juggling.jp/
( 増田 覚 )
2006/03/23 13:33
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