ボーダフォンは、迷惑メールへの強化策として、3月29日より同社のメールサーバーに送信ドメイン認証技術を導入すると発表した。
同社では、携帯キャリアなどが参加する迷惑メール対策のワーキンググループ「JEAG」の策定したリコメンデーションに基づき、SPF/Sender ID方式の送信ドメイン認証技術を導入する。同社では、メール送信サーバーのIPアドレスなどが含まれるSPFレコードをDNSサーバー上で宣言。ISPや企業のメールサーバー側で送信元メールアドレスのドメイン名と、送信サーバー情報が一致しているか認証することで、ドメイン名などを偽装したメールなどが判別できる。
なお、ボーダフォンでは、PCなどを使って携帯電話のメールアドレスに偽装する「なりすましメール」の受信拒否機能などを既に展開している。同社では、JEAGの活動と連携しつつ、今後も迷惑メール対策に取り組んでいくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.vodafone.jp/japanese/information/info/060328.html
関連記事:JEAG、迷惑メール対策の提言書を策定[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27932.html
関連記事:ケータイ用語の基礎知識 第254回:SPF/Sender IDとは[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/26987.html
■関連記事
・ 携帯各社、なりすましメール対策で送信ドメイン認証に対応(2005/12/06)
・ ウィルコム、送信ドメイン認証を導入(2006/03/14)
( 津田啓夢 )
2006/03/28 18:17
- ページの先頭へ-
|