5日、電気通信事業者などを構成員とする「電気通信分野における情報セキュリティ対策協議会(ISeCT:Information Security Conference for Telecommunications)」が発足した。事務局は財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)。
同日開催された第1回会合では、総務省のほか、NTTグループやKDDI、ソフトバンクグループなどの通信事業者、インターネットイニシアティブやニフティなどのISP、NECや富士通、日立製作所などのメーカー、合計29団体が参加。会長には、KDDIの技術統括本部技術開発本部セキュリティ技術部の中尾康二部長が就任した。
検討事項は、総務省が3月に策定した「電気通信事業における情報セキュリティマネジメント指針(ISM-TG)」の業界ガイドライン化など。このほか、政府が2005年12月に策定した「重要インフラの情報セキュリティ対策に係る行動計画」を受けて、2006年9月までの検討課題である「安全基準等」も議論する予定だ。
協議会ではまず、2006年4月までにISM-TGの業界ガイドラインを制定する予定だとしている。
関連情報
■URL
報道資料
http://www.fmmc.or.jp/ISeCT/hodo.html
( 鷹木 創 )
2006/04/05 18:30
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