Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

「Google Calendar」公開、スケジュールの共有機能などを搭載


Google Calendar
 米Googleは、Ajaxを活用したオンラインカレンダーサービス「Google Calendar」のベータ版を公開した。無料の「Google Account」を登録すれば利用できる。さらに、Gmailアカウントを所有するユーザーであれば、Gmailからイベントを登録する機能なども利用できるという。

 Google Calendarでは、日/週/月単位で自分のスケジュールを管理できるほか、任意の日時を直接クリックし、コメントを記入するだけで簡単にイベントなど設定できる機能などを搭載した。メールやポップアップウインドウを利用したリマインダー機能も用意している。国内通信事業者には対応していないが、海外の通信事業者各社の携帯端末であればSMSでもリマインダーを送信できる。

 個人のスケジュール管理だけでなく、設定したスケジュールをグループで共有できることも特徴だ。また、1つのアカウントで複数のカレンダーを設定できるため、個人利用のカレンダーとグループ用のカレンダーなどを使い分けることも可能となっている。さらに、パーティーなどのイベントを設定した場合、Google Calenderのユーザー以外にもメールを送信し、そのイベントに関する出席/欠席などのコメントを求める「インビテーション」機能を搭載した。

 設定したイベントを自分のWebサイトなどを通じて広めることもできる。具体的には、クリックするとGoogle Calenderで設定したイベント情報のページにアクセスするGoogle Calenderボタンを、任意のWebサイトに貼り付けるという方法だ。このほか、Gmailユーザーであれば、Gmailからイベントの登録などが可能になっている。

 推奨ブラウザは、Internet Explorer 6.0以上もしくはFirefox 1.0.7以上で、JavaScriptやCookieの設定を有効にしておく必要がある。Microsoftの「Outlook」やApple Computerの「iCal」などからカレンダーのデータをインポートできるほか、CSV形式ファイルを取り込むことも可能だ。また、iCalやRSSリーダーなどでカレンダーの内容を確認できるXMLも提供している。


イベントの登録画面 一言だけ入力して登録することもできる

関連情報

URL
  Google Calendar(英文)
  http://www.google.com/calendar/


( 鷹木 創 )
2006/04/13 15:59

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.