アイティメディアは13日、同社配信するメールマガジン「ITmedia Headlines」で、一部の読者メールアドレスがメールマガジン本文に記載される事故が発生したと発表した。
この事故は、12日に配信したITmedia Headlinesで発生し、1,801人分のメールアドレスが1,626人の読者に配信された。ただし、この1,626人の読者が1,801人全員分のメールアドレスを取得したわけではなく、それぞれ最大で18名分のメールアドレスを取得したにとどまったという。
原因は、メール送信システムの改修過程で誤った送信プログラムを用いてしまったこと。このプログラムによって、暗号化されたメールアドレスの一部が正しく復号化されずに本文に表示された。すでに原因を確定、修正しており、現在は正常な状態に復旧しているという。
アイティメディアでは、メールアドレスが漏洩した読者には13日付けでお詫びのご連絡を行なった一方、メールアドレスを取得した読者に対しても、そのメールアドレスを破棄してもらうよう要請した。同社では、「1人の読者が取得した漏洩メールアドレスは最大で18件にとどまり、アドレス以外の個人情報は漏洩していないことから不正利用などが広がることはないものとは考えている」とコメントしている。
関連情報
■URL
一部読者メールアドレス漏えいのお詫び
http://www.itmedia.co.jp/info/20060413.html
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