三井造船は、青森県の米軍三沢基地で作業をしていた工事業者の個人情報109人分などが、P2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。軍事機密に関わる情報は含まれていないという。
流出した情報は、米軍三沢基地の補修工事に関するデータ。基地に出入りしていた工事業者の従業員109人と工事車両77台のリストで、従業員のデータには氏名や年齢が記載されていた。このほか、17日分の作業日報が含まれていた。
米軍から基地の補修工事を請け負っていた三井造船によれば、同社の契約社員が工事に関するデータをフロッピーディスクに保存して自宅に持ち帰り私物PCで作業していたところ、Winnyの“暴露ウイルス”に感染してデータが流出したという。
[お詫びと訂正]
記事初出時、「日立造船」と記載していましたが、正しくは「三井造船」です。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
三井造船
http://www.mes.co.jp/
関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
( 増田 覚 )
2006/04/14 12:51
- ページの先頭へ-
|