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栄光ゼミナール、中学生約1,200人分の名簿がWinnyに流出


 学習塾「栄光ゼミナール」を運営する栄光は17日、同社非常勤講師の私物PCから東京都内の中学生の名簿など1,222件がWinnyのネットワーク上に流出したことを明らかにした。

 流出したのは、生徒募集用の名簿1,207人分と栄光ゼミナール福生校塾生の学習経過記録14人分、非常勤講師の勤務記録1件など合計1,222人分。生徒募集用の名簿は2003年11月に使用したもので、あきる野市や福生市の中学2・3年生の氏名、生年月日、保護者氏名、住所が記載されており、このうち252人分は電話番号も明記されていた。

 栄光によれば、これらの情報が保存されたフロッピーディスクを非常勤講師が個人のPCで使用したところ、Winnyの“暴露ウイルス”に感染して情報が流出したという。同社の規定では、個人情報を社外に持ち出すことを禁止していた。今後は、規定の周知を徹底させるとともに、個人所有のPCに業務情報が存在していないか一斉点検を実施するとしている。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.eikoh.co.jp/documents/2006-4-17.pdf
  関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
  http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/


( 増田 覚 )
2006/04/18 13:43

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