NTTネオメイトは20日、販売されている中古PCの7台に1台はハードディスク内からデータの復元が可能だったとする調査結果を公表した。
調査は2月3日から3月10日にかけて、東京、名古屋、大阪、福岡の中古PC取り扱い店から購入した100台のPCについて、市販のデータ復元ソフトを利用して以前の使用者によるデータが読み取れるかを調べたもの。調査の結果、データが復元できたPCが14%あり、復元されたデータには人事異動表や実名入りのメールなど、企業で使用されていたと思われる内容も検出されたという。
NTTネオメイトでは、同様の調査を2002年と2005年にも行なっている。2002年には55%だった復元可能率が、2005年には23%、2006年には14%と改善しており、PCを処分する際のデータ消去に対する意識が、企業内では高まっていると思われるが、個人ではまだ低く、データ消去が必ずしも十分になされていないことが判明したとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-neo.com/news/2006/060420-2.html
( 三柳英樹 )
2006/04/21 20:38
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