文部科学省は21日、教育機関などに対して個人情報漏洩の防止について通知を行なった。P2Pファイル交換ソフト「Winny」などを通じた情報漏洩事件の頻発を受けてのもの。対策などの関連情報を掲載し、職員に対する周知を呼びかけている。
対策例ではファイル共有ソフトに言及し、Winnyなどの「ファイル交換ソフトは安易にインストールしないこと」「ファイル交換ソフトの有無を点検し、インストールされたPCでは、児童生徒などの個人情報を扱わないこと」「当該PCに、児童生徒などの個人情報などが保存されているか否かを点検し、保存されている場合は、適切に削除するなどの措置をとること」「ウイルスに感染した場合には、直ちに情報流出を遮断する措置を講ずること」の4点を指摘した。
このほか文科省では、行政機関や独立行政法人向けにも同様の通知を行なっている。
関連情報
■URL
学校における個人情報の持出しなどによる漏洩などの防止について
http://www.mext.go.jp/b_menu/koukai/kojin/info/001.htm
個人情報の持出しなどによる漏洩などの防止について
http://www.mext.go.jp/b_menu/koukai/kojin/info/002.htm
情報の漏洩などの防止についての関連情報
http://www.mext.go.jp/b_menu/koukai/kojin/info.htm
関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
( 鷹木 創 )
2006/04/24 19:01
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