米Googleは24日、サーチエンジンのユーザーインターフェイス(UI)が変更されるのではないかとの噂について初めて公式なコメントを発表した。
これは、Google公式ブログ上で「Search Products and User Experience」担当バイスプレジデントのMarissa Mayer氏と、「Search User Experience」担当プロダクトマネージャのAmbar Pansari氏が連名で発表したものだ。それによると、新しいUIはGoogleが行なっているユーザー体験に関する「テスト」に過ぎないとしている。
今回、テスト中のUIのスクリーンショットもいくつか公開された。それを見ると、検索結果を絞り込むために検索結果一覧の中にさらに検索フォームが埋め込まれていたり、検索結果画面の左側にWebや画像、グループなど分野ごとの大まかなヒット数を示すグラフが表示されていたり、あるいは適切でない検索結果を検索結果一覧から削除するために「Remove result」というリンクが追加されている。
新しいUIは米国だけでなく、日本語版Googleでも時折観察されている。このようにユーザーを巻き込んでテストを繰り返す必要性について「実際の人々が実世界の状況でどのように操作を行なうかを理解するよい代替方法がほかにないからだ」と説明。そのため、ランダムに選ばれた人々の画面に新しいUIを表示しているのだとしている。
また、テストが行なわれているからといって、これらの新しいUIが実際に発表されるかどうかは定かではなく、予定もないとコメントしている。
関連情報
■URL
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2006/04/this-is-test-this-is-only-test.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/04/25 11:59
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