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はてな認証APIを利用した認証の流れ
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はてなは24日、外部開発者が作成したWebアプリケーションに、はてなのアカウントを用いた認証システムを搭載するための「はてな認証API」を公開した。これにより、掲示板やコミュニティサービスなどのアプリケーションに、はてなのIDによる認証機能を追加できる。
Webアプリケーション開発者は、まず同社サイトではてな認証APIを利用するための「APIキー」を取得する。その後、アプリケーションに認証APIの設定用リンクとAPIキーを設定することで、ユーザーがサービスのログイン画面にアクセスすると、自動的にはてなのサイト側へアクセスし、ログインを完了させることができる。
なお、APIキーは特定のアプリケーションに固有のものであり、複数のアプリケーションで使い回すことはできない。新規にアプリケーションを作成する場合は、その都度APIキーを取得する必要がある。
はてなでは、2005年3月より開発者向けのAPIを公開する「はてなウェブサービス」を運用している。同社最高技術責任者の伊藤直也氏によれば、「これまで同サービスを用いたアプリケーションが外部開発者からリリースされていたが、はてなユーザーのログイン情報が利用できないため運営が困難というケースが多かった」という。
今回の認証API公開により、はてなの登録ユーザー40万人に向けた幅広いサービスが可能になるという。今後は、認証時にはてな内のアプリケーションを操作するAPIと連携させるなど、はてな認証APIと各サービスのAPIを連動させた機能拡張も予定している。
関連情報
■URL
はてな認証API
http://auth.hatena.ne.jp/
■関連記事
・ はてな内のデータや独自機能を活用できる「はてなウェブサービス」(2005/03/31)
( 増田 覚 )
2006/04/25 17:32
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