NTTレゾナントと三菱総合研究所は、「携帯音楽プレイヤー利用意向」に関する調査を行ない、結果を明らかにした。調査はgooリサーチ登録モニターを対象に行なわれ、有効回答者数は2,183名。男性は48.2%、女性は51.8%。デジタルオーディオプレーヤーの利用意向のほか、携帯電話への音楽プレーヤー機能の搭載についても調査が行なわれている。
iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーに関する調査では、全体の33.4%がMP3プレーヤーを保有し、そのうちMP3プレーヤーを最も利用すると回答した人が29.3%で最も多くなった。ポータブルCDプレーヤーを保有する人が最も多いものの、実際の利用はiPodなどを中心としたMP3プレーヤーに移行している結果となった。特に若年齢層から30歳代では、3割前後がMP3プレーヤーを最も利用している。
テレビ・ラジオ機能付き携帯電話については、約2割のユーザーが保有しているに留まり、76.8%がテレビ・ラジオ機能が搭載されていないと回答した。
携帯電話に音楽プレーヤー機能を搭載することに関しては、音楽プレーヤー機能付き携帯電話を約4割が購入したいと回答。しかし不要とする層も約6割を占めた。特に若年齢層で利用意向が強く、10歳代では50.5%が利用意向を示している。
音楽プレーヤー機能が携帯電話に追加された場合の利用意向については、「ぜひ使いたい」が20.2%、「あってもあまり使わない」が25.3%、「音楽プレーヤー機能には興味がない」が21%となった。
音楽プレーヤーの録音機能が携帯電話に追加された場合の利用意向では、「ぜひ使いたい」が15.2%、「あってもあまり使わない」が30.6%、「音楽プレーヤー機能には興味がない」が19.7%となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://research.goo.ne.jp/Result/000275/
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http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/23837.html
( 太田亮三 )
2006/04/26 21:08
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