エキサイトは、英Last.fmと日本での事業展開において業務提携したと発表した。Last.fmでは2006年夏に日本国内でのサービス提供を開始するとしている。
Last.fmは、ユーザーが再生した楽曲の履歴データをもとにした音楽ランキング、ユーザーの嗜好にあった楽曲リストなどリストアップできるほか、レコメンド機能やユーザー間で嗜好データを共有できるサービス。また、ラジオステーションの作成も可能で、ジャンルやアーティスト別のステーションや他ユーザーの嗜好に基づいたステーションも利用できる。
エキサイトでは今回の業務提携を受けて、Last.fmの日本語サイト立ち上げを共同で実施。エキサイトIDでサイトの利用が可能なほか、エキサイトでは他社サービスプロバイダーに対してもLast.fmおよびAPIの提供を行なっていく。また、日本語サイトの広告販売やEC展開も進めていくとしている。なお、今回の業務提携は、伊藤忠商事の欧州情報産業ビジネス拠点であるGlobal Network Solutions Europeの協力を得て実現したという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://blog.excite.co.jp/pr/d2006-05-10
Last.fm(英文)
http://www.last.fm/
関連記事:エキサイト、ネット向けに制作された楽曲を配信するプロジェクト[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/11639.html
■関連記事
・ ソーシャルネットラジオ局「Last.fm」がシリーズAファイナンスに成功(2006/05/09)
( 村松健至 )
2006/05/10 17:23
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