アップルコンピュータは11日、「QuickTime 7.1」を公開した。危険度の高い複数の脆弱性を修正しており、アップルではユーザーに対してアップデートを呼びかけている。対応OSはWindows XP/2000およびMac OS X 10.3.9以降。
QuickTime 7.1では、各種フォーマットの静止画や動画を開いた際に、バッファオーバーフローが引き起こされる脆弱性を修正。この脆弱性を悪用することで、任意のコードが実行される危険性があるという。
脆弱性は、WindowsとMacintoshの両方に影響があり、アップルではユーザーに対して早急にアップデートを行なうよう呼びかけている。
関連情報
■URL
QuickTime
http://www.apple.com/jp/quicktime/
セキュリティアップデートに関する情報(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=303752
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( 三柳英樹 )
2006/05/12 12:20
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