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NTT西日本和歌山支店、光回線工事を申し込んだ顧客情報が「Share」で流出


 NTT西日本和歌山支店は29日、光回線などの工事関連情報が、P2Pファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。業務再委託先の社員のPCがウイルスに感染したことが原因だ。

 流出したのは、NTT西日本和歌山支店に光回線の工事を申し込んだ顧客の個人情報。同社の業務委託であるコミューチュア和歌山支店で、通信工事を担当する関係会社社員が独自に作成した作業用データだ。

 これまで工事を行なった顧客の個人名8,990件、法人名1,655件、法人名と電話番号153件と、それぞれ工事を実施した日付が含まれていた。住所や口座番号などは記載されていないとしている。

 コミューチュアでは、NTT西日本と連携のもと、業務関連情報の社外への持ち出し禁止を指導徹底するとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-west.co.jp/osaka/wakayama/news/2006/0529/

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( 増田 覚 )
2006/05/31 12:23

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