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島根県HPに韓国経由の大量アクセス、竹島問題主張するメールも


島根県のメールアドレス宛に送られてきたメールの本文
 島根県は1日、県のWebサイトに韓国のプロバイダを経由したサイバー攻撃を受け、一時Webサイトがつながりにくい状況になったことを明らかにした。5月31日9時頃から大量のアクセスが寄せられ、多いときで1秒間に100回のアクセスが集中したという。

 島根県によれば、5月31日9時頃から韓国のプロバイダのIPアドレスからのアクセスが殺到。県のWebサイトのアクセス数は、前日が1万6,581件だったが、31日には312万6,730件に上り、前日の約128倍に急増したとしている。

 大量アクセスに対応するため島根県では、短時間に同じIPアドレスから大量にアクセスされている通信を遮断する措置を取った。その結果、「状況は改善されてきている」(島根県)ものの、現在も異なるIPアドレスからのアクセスが断続的に続いているという。

 また、5月31日9時46分から9時57分にかけて、島根県のメールアドレス(webmaster@pref.shimane.lg.jp)宛に、「獨島(竹島の韓国名)は韓国の領土だ」として竹島問題を主張するメールが1,168件送られてきた。このメールは、島根県のメールアドレスを偽装していたが、メールのヘッダを確かめたところ韓国のプロバイダのIPアドレスが付与されていたという。なお、6月1日18時40分から18時49分にかけても、同じ内容のメールを1,169件受信したとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2006&pub_month=6&pub_day=1&press_cd=4CC4EEFF-8B02-4DE2-9176-429F3748CBC2


( 増田 覚 )
2006/06/02 13:15

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