アルプス社は7日、写真共有サイト「Flickr」の画像をWeb上の地図にマッピングできるサービス「ALPSLAB photo(β版)」を公開した。利用は無料。
ALPSLAB photoは、地図サービスの実験サイト「ALPSLAB」で展開するサービス。Flickrにアップロードされている写真に、緯度経度情報や専用のタグ「geotag」を付与し、マッピング用ベース地図「ALPSLAB base」上に配置できる。
マッピング方法は、まずFlickrアカウントでログインし、地図にマッピングしたい写真を検索して選択。次に、マッピングしたい位置を地図の中心に表示させ、「この場所に現在位置を付与する」をクリック。すると該当の位置に写真がマッピングされ、Flickrの写真にgeotagとALPSLAB baseへのリンクが付与される仕組み。地図にマッピングしている写真には、MAPアイコンが表示される。
ALPSLAB photoを利用することでユーザーは、風景写真や旅の記録写真など、位置に関係する写真を地図に関連付けて管理できる。地図に関連付けられた写真は、ALPSLAB base上で検索、表示することも可能。地図と写真を合わせて確認できるため、そこがどんな場所なのか把握しやすくなる。
アルプス社は今後、ユーザーからの意見を反映して、随時ALPSLAB photoの機能改善、拡張を行なうという。
|
ALPSLAB photo マッピング画面
|
関連情報
■URL
ALPSLAB photo
http://photo.alpslab.jp/
■関連記事
・ ルート再生が可能な地図をブログに添付できる「ALPSLAB slide」(2006/04/05)
・ アルプス社の地図実験サイト正式公開、Firefox用プラグインも提供(2006/03/01)
・ アルプス社、次世代地図サービスのショーケース「ALPSLAB」(2006/02/23)
( 野津 誠 )
2006/06/07 15:47
- ページの先頭へ-
|