ジェイコム北九州、福岡ケーブルネットワーク、ケーブルビジョン21の顧客情報が最大15,400人分インターネット上に流出していることが3日、判明した。3社が業務委託しているPCの訪問サポート会社のパソコンレスQを通じて流出した。現在、流出経路を調査中だという。
J:COMグループ本社に匿名で指摘があり発覚した。パソコンレスQに確認したところ、パソコンレスQの顧客情報が最大で延べ約20,000人分流出していることがわかり、その中にJ:COMグループ3社の顧客情報が最大15,400人分含まれていたという。
各社の件数は、ジェイコム北九州が約9,700件、福岡ケーブルネットワークが約3,800件、ケーブルビジョン21が約1,900件。ジェイコム北九州の顧客情報は2001年9月から2005年1月にかけてのもので、氏名、住所、電話番号と、一部で性別と年齢層が含まれていた。一方、福岡ケーブルネットワークとケーブルビジョン21のものは2004年2月から2005年1月にかけてのもので、氏名、住所、電話番号が含まれていた。
なお、クレジットカード番号や銀行の口座番号などの信用情報は含まれていないとしている。
関連情報
■URL
パソコンレスQ
http://www.mediakk.ne.jp/index.html
J:COMグループのニュースリリース
http://www.jcom.co.jp/jcom/fukuoka/newsreleases_detail.php?la=ja&code=298
( 永沢 茂 )
2006/06/07 17:26
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