インターレックスは、ネットワークセキュリティ対策ソフト「プロセスソナー」を発表した。7月21日より同社運営のソフトウェアダウンロード販売サイト「highclick.jp(ハイクリック)」にてベータテスト版を無料配布し、8月15日より製品版を販売する。価格は2,000円。対応OSはWindows XP/2000。
プロセスソナーは、定義情報にないウイルスを発見する分析機能を備えたソフト。ソフトウェア実行プロセスを常時監視し、異常発見時はターゲットの実行を自動停止する機能を搭載する。
具体的には、OSがEXEファイルを動かすまでの過程を監視するという。プロセスソナーのAIがユーザーがよく行なうPCの操作パターンを記憶し、アプリケーションなどがいつもと違う動きをした場合、例えば一度に大量のメールを送信しようとしたり、メモリに実行ファイルを仕込もうとした時などに、その情報をユーザーに伝え、プログラムの実行を一時停止する仕組みだ。
インターレックス代表の佐藤氏は、「プロセスソナーは、ウイルスである可能性が高い動きを行なうプログラムを炙り出すためのソフト。別のシステムの一部機能として提供していた実行監視機能を元に作った。フリーのウイルス対策ソフトは定義情報の差分ファイル更新が遅いので、そういったものと一緒に使用すれば強力だろう」とコメントした。なおプロセスソナーはhighclick.jpだけで取り扱われ、ダウンロード販売のみとなっている。
関連情報
■URL
インターレックス
http://www.interlexinc.com/jp/
highclick.jp
http://www.highclick.jp/
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( 野津 誠 )
2006/06/20 14:20
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