米PostAppは23日、ウィジェット市場「Widgetbox」のクローズドベータテストを開始したと発表した。メールアドレスを登録しておくことでベータテスト参加を希望することができる。
PostAppはまた、同社がベンチャーキャピタルのHummer Winblad Venture Partnersから150万ドルのシリーズAファイナンスを受けたこと、さらに同ベンチャーキャピタルのパートナーであるMitchell Kertzman氏が取締役会に参加したことを発表している。
ブログや個人ホームページ、ソーシャルネットワーキングサイト、オークションが人気を博するにつれ、それぞれのページに機能を付加するための小アプリケーション“Webウィジェット”の重要性は増し続けている。Widgetboxは、このようなWebウィジェットの開発者にとっては多くの人に使ってもらうことができるメリットがあり、かつウィジェットを探している人にはさまざまな種類のウィジェットから好みの機能を選び出すことができるような一種の“市場”を実現しようとしている。
このほか、ウィジェット開発の負担を減らすため、すでにWebサービスとして公開されているサービスを簡単にWebウィジェットに変換し、利用者がWebに貼り付けることができるようにするための「Widgetizer Engine」など、開発や管理の手間を省くためのサービスも提供しようとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.postapp.com/signup/press_release.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/06/26 12:20
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