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「Google Desktop 4」英語版が正式版に、ガジェット開発コンテストも開催


「Google Calendar」を小さく表示できるガジェット
 米Googleは27日、「Google Desktop 4」英語版の正式版をリリースしたと発表した。ベータ版は5月10日に発表され、これまでテストされてきた。Windows XP/2000 SP3以上に対応する。なお、日本語版は現在、Google Desktop 3のベータ版までがリリースされている。

 Google Desktop 4の特徴としては、「Google Gadgets」と呼ばれる小さなアプリケーションをサイドバーやデスクトップで実行できるようになったこと、GoogleパーソナライズホームページやGoogle Video、Google Calendar、Orkutとの連携強化、インデックス機能の改善などがある。なお、機能の面でベータ版と正式版に大きな変更はない。

 Google Desktop 4の大きな特徴であるGoogle Gadgetsだが、今回新たに「Google Desktop Gadget Designer」が発表された。これは無料開発キット「Google Desktop SDK」に含まれる開発者向けのツールで、ガジェットのユーザーインターフェイスを視覚的にデザインできる。さらにコード変更後のプレビューを再起動なしに行なえること、デバッグコンソールの中でデバッグメッセージを見られることなど、Google Gadgetsの開発やデバッグ作業を大幅に改善することができる。

 GoogleはこのようにGoogle Gadgetsに力を入れているが、今回、優秀なガジェットを競い合う「Google Desktop Gadget Contest」を開催すると発表した。優勝賞金は5,000ドルで、応募期間は7月31日まで。18歳以上で参加規約に反しなければ誰でも参加できる。応募されたガジェットは人気、見た目、新機能、創造性の4項目に重点が置かれて審査され、8月21日に優勝者を発表する。


関連情報

URL
  Google Desktop(英文)
  http://desktop.google.com/
  Google Desktop Gadget Contest(英文)
  http://desktop.google.com/contest.html
  Google Desktop公式ブログの該当記事(英文)
  http://googledesktop.blogspot.com/2006/06/lets-get-it-started.html

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100種類もの“ガジェット”を用意した「Google Desktop 4」ベータ版(2006/05/11)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/06/28 12:00

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