マイクロソフトは28日、6月の月例セキュリティ修正プログラム(パッチ)のうち、「MS06-025」を改訂して再リリースした。改訂前のパッチを適用すると、一部でダイアルアップ接続が利用できなくなるという不具合を解消した。
当初リリースされた「MS06-025」を適用すると、ターミナルウィンドウまたはダイアルアップスクリプトを使用してダイヤルアップ接続をした場合に、接続が応答停止する不具合が確認されていた。マイクロソフトによれば、「ターミナルウィンドウまたはダイアルアップスクリプトは旧式の技術で、最近のダイヤルアップ接続ではごくまれに使用されているもの」という。
なお、今回リリースした修正パッチは、不具合が発生していなければ再度適用する必要はない。しかし、既に適用している場合は、Microsoftなどの自動更新では配布されないため、ユーザーがダウンロードセンターから入手して適用する必要があるので注意が必要だ。
関連情報
■URL
Windowsの重要な更新
http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/ms06-025e.mspx
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( 増田 覚 )
2006/06/28 14:36
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