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聞いている場所(地域別)
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ニフティは28日、「ポッドキャスティング利用者の実態」に関する調査結果を公表した。
今回の調査は、ニフティのPodcastingポータルサイト「Podcasting Juice」のWebサイト閲覧者およびスペシャルプログラムの視聴者を対象に実施したもの。有効回答者数は3,449件で、男女比は男性が85%、女性が15%。年代別構成比は、男性では35~39歳が20%と最も多く、以下30~34歳が18%、40~44歳が17%と、30~40代のユーザーが66%を占める結果となった。一方女性では、30~34歳が29%と最も多く男性と比較して若年層のユーザーも多いものの、30~40代のユーザーが57%を占めている。
また、ユーザーの居住地別構成では関東が55%、近畿が13%、東海と九州・沖縄が8%となり関東在住者が過半数を占めている。このほか、年収別構成では200万円未満のユーザーが21%と最多を占めるものの、600~800万円未満が15%、800~1,000万円未満が10%、1,000~1,500万円未満が5%となり、年収600万円以上のユーザーが3割を占めている実態も明らかとなった。
Podcastingの利用実態については、視聴している番組数では「1~2個」が27%と最多。次いで「3~4個」が23%、「5~6個」が16%、「15個以上」が9%となっているが、「0個」と回答したユーザーも8%を占める。視聴する頻度は38%のユーザーが「ほぼ毎日」と回答したほか、「毎日必ず」が31%、「2、3日に一度」が18%と視聴頻度が高い傾向が表れている。
視聴している場所についての設問では、55.6%のユーザーが「自宅」と回答したほか、「電車内(通勤・通学中)」が47.5%を占めた。また、視聴している場所についての地域別の調査では、通勤・通学中の電車内で視聴しているユーザーは関東で57.9%、東海で40.4%、近畿で50.8%と都市部で多く見られ、一方車の中で視聴しているユーザーは北海道・東北で33.1%、北陸・甲信越で33.1%、中国・四国で31%となり、地方では車での利用者が電車での利用者を上回っている。
コンテンツの視聴時間については「15~30分」が33%と最も多く、以下「30分~1時間」が31%、「5分~15分」が13%と続く。また、視聴理由については「情報源として役立つ」が47.3%、「楽しい番組がある」が46.4%、「場所を問わず聞ける」が41.8%となった。
このほか、Podcasting利用者のインターネット利用特性についての調査も行なわれた。インターネットの利用頻度については78%のユーザーが「毎日必ず」と回答したほか、20%のユーザーも「ほぼ毎日」と回答。1日あたりのインターネットの利用時間は「1~2時間」が31%と最も多く、以下「2~3時間」が22%、「30分~1時間」が18%と続く。また、サービスの利用実態については、ブログを開設して更新を続けているユーザーは27%程度だが、有料音楽配信サービスは47.1%が、RSSリーダーは33.2%が、SNSは28.5%が利用経験があると回答している。
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男女別の年代別構成
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居住地と年収の構成
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nifty.co.jp/cs/06kami/detail/060627001646/1.htm
関連記事:「次はポッドキャストの女王に」眞鍋かをりがMCのPodcastingコンテンツ[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/14029.html
■関連記事
・ @niftyのPodcasting調査、約4割がPodcastingでの情報発信に興味(2005/08/25)
( 大久保有規彦 )
2006/06/28 15:31
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