フェンリルは28日、タブブラウザ「Sleipnir」でWebサイトの表示を閲覧するユーザー側でカスタマイズできるプラグイン「SeaHorse」を公開した。対応OSはWindows XP/2000/Me/98SE/98、対応ブラウザはSleipnir 2.40正式版以降。Sleipnirのプラグインやスキンを扱ったサイト「Extensions Center」から無料ダウンロードできる。
通常、Webサイトは制作者の意図する表示でしか見ることができないが、SeaHorseを利用することで、自由に機能追加やデザイン変更などが行なえる。具体的には、文字の小さいサイトを自動的に大きく表示させたり、サイトに表示される広告を消すことができるほか、サイト内にあるリンクを別タブで表示することも可能になる。
利用するには、SeaHorseをインストール後、専用のスクリプトファイルをダウンロードしてSeaHorseのフォルダに設置。Sleipnirを再起動後、スクリプトに記述されたURLにアクセスすると、スクリプトが自動で実行される仕組み。将来的には、Sleipnirの機能である「SmartInstaller」をクリックするだけでインストールできるようになるという。
なお、スクリプトは「SleipnirScript」と「JavaScript」に対応し、「Trixie」とも互換性がある。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fenrir.co.jp/press/20060628.html
Sleipnir
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/
Extensions Center
http://extensions.tabbrowser.jp/home/index.php
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( 野津 誠 )
2006/06/28 16:08
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