NHKや民放各社で構成する地上デジタル放送推進協会(D-PA)は、録画されたテレビ番組の違法な流通を防ぐ取り組みを今秋に開始する。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と協力し、インターネット上で流通する放送コンテンツを監視する。
D-PAは2006年4月、放送コンテンツの不正流通を監視してもらうことを目的として、ACCSと業務委託契約を締結。その後、インターネットオークションなどにおける放送コンテンツの流通状況を調査してきた。
D-PAによれば、これまでは民放各社が放送コンテンツの不正流通を監視し、オークションの管理者などに出品の削除を要請していたという。今回発表した不正流通対策では、D-PAが全国の放送局の窓口となり、ACCSに不正流通の監視を一括して委託する。
関連情報
■URL
地上デジタル放送推進協会(D-PA)
http://www.d-pa.org/
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
http://www2.accsjp.or.jp/
( 増田 覚 )
2006/06/28 19:03
- ページの先頭へ-
|