警察庁は6月30日、セキュリティ情報サイト「@police」を騙る架空請求メールが出回っていると警告した。警察庁は「金銭などの請求は一切行なっていないので、被害に遭わないよう注意してほしい」とコメントしている。
この架空請求メールは、@policeの担当者を名乗って送られていた。メール本文では、(メール受信者が)掲示板に違法な書き込みをしたため損害が発生したと脅し、損害金を支払うように要求していた。しかし、この架空請求メールの送信者は、警察庁が@policeを運営していることを知らなかったのか、「対応しなければ警察に届ける」という矛盾した記述も見られたという。
なお、架空請求メールで使われていたアドレスや件名などは、警察の捜査に影響する恐れがあるとして明らかにしていない。また、警察庁には架空請求メールに関する問い合わせが2件寄せられているが、現在のところ金銭を振り込んでしまったという被害は発生していないとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.cyberpolice.go.jp/important/2006/20060630_194137.html
( 増田 覚 )
2006/07/03 18:55
- ページの先頭へ-
|