仏FrSIRTは3日、Internet Explorer(IE)に修正パッチ未公開の危険な脆弱性が存在すると警告した。すべての修正パッチを適用済みのIE6などに影響があり、危険度は4段階中で最も高い“Critical”と判定している。
この脆弱性は、IEのHTMLヘルプコントロールにヒープオーバーフローの脆弱性があり、これを悪用することでIEをハングアップさせることができるほか、任意のコード実行させられる危険性があるという。
既にこの脆弱性の報告者によってデモが公開されており、数行のスクリプトによりIEをハングアップさせられることが確認できる。報告者のサイトによれば、この脆弱性については3月6日にマイクロソフトに報告済みだという。
関連情報
■URL
FrSIRTによる脆弱性情報(英文)
http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/2635
( 三柳英樹 )
2006/07/04 12:58
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