JR東日本は2007年1月をめどに、列車が遅れた際に配布する遅延証明書を同社サイトから発行できるようにする。首都圏の輸送障害を解消するための取り組みの一環として、4日に発表した。
遅延証明書は、列車の故障や事故により、運行時間が定刻よりも遅れた際に発行されるもの。現在は駅の改札口などで駅員が乗客に手渡ししているが、混雑時や駅員が少ない駅では遅延証明書を入手するまでに時間がかかることがあった。
現在配布されている遅延証明書は、○○駅で○分ほど列車が遅れたという文言が記されているが、同社サイトで発行する遅延証明書は、○○線(路線)で○分ほど列車が遅れたと記載され、誰でも発行を受けることが可能だという。なお、駅員による遅延証明書の配布も継続するとしている。
関連情報
■URL
首都圏輸送障害提言に向けた対策について(PDF)
http://www.jreast.co.jp/press/2006_1/20060701.pdf
( 増田 覚 )
2006/07/05 13:58
- ページの先頭へ-
|