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国土交通省の「航空写真画像情報所在検索・案内システム」の画面
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ジクー・データシステムズは5日、同社が開発した高速地図ビューア製品「Quadrix ScriptBrowser」が、国土交通省の「航空写真画像情報所在検索・案内システム」に採用されたと発表した。
Quadrix ScriptBrowserは、Ajax技術を用いてWebブラウザ上で地図の移動操作などを容易に行なえるようにした地図ビューア。国土交通省では、政府機関が保有する航空写真のアーカイブの一般公開システムの構築を進めており、そのシステムの地図ビューアとしてQuadrix ScriptBrowserが採用された。
国土交通省が提供する航空写真画像情報所在検索・案内システムでは、政府機関や自治体などが保有する終戦直後から現在までの40万枚以上の航空写真について、地図上で指定したエリアを含む写真が検索可能。それぞれの航空写真は、保有する機関や組織のサイトへのリンクとなっており、画像として閲覧する形となる。
現時点で同システムに参画している組織・機関は、国土交通省国土計画局、国土交通省国土地理院、三重県、東京都武蔵野市、岐阜県美濃加茂市の5団体。主管部局である国土交通省国土計画局では、今後呼びかけを行ないシステムへの参画団体を増やしていくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.jicoux.com/060705_PR.html
航空写真画像情報所在検索・案内システム
http://airphoto.gis.go.jp/
( 三柳英樹 )
2006/07/05 15:50
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