ノルウェーのOpera Softwareと英Canonicalは6日、「Opera9 for Ubuntu」を発表した。CanonicalはDebianベースのLinuxディストリビューションの1つである「Ubuntu」開発を支援しているスポンサー企業。Ubuntuは難解だったDebianを初心者でも使えるようにするディストリビューションの開発を目指しており、注目を集めている。
この発表について、OperaのCTOでUbuntuのベテランユーザーでもあるHakon Wium Lie氏は「Opera9は今日のLinux上で最も先進的なブラウジング体験を提供する。Opera9にはこのプラットフォームだけの新しい最適化機能が含まれている」と述べている。
また、CanonicalのパートナーでISVマネジャーであるMalcolm Yates氏は「我々はOperaチームと緊密に働き、最新のバージョンを即座に提供することができることになった。Ubuntuデスクトップから数クリックするだけで、すべてのUbuntu 6.06 LTSユーザーはOpera9を容易にインストールできる」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2006/07/06/02/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/07/07 14:59
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