デンマークのSecuniaは10日、Flash Player 8のメモリの扱いに脆弱性が存在すると警告した。脆弱性は最新版のFlash Player 9では修正されており、脆弱性の危険度は、5段階中で上から2番目の“Highly Critical”と判定している。
この脆弱性は、悪意のあるFlashファイルを作成することでメモリアクセスエラーを引き起こし、任意のコードを実行させられる可能性があるというもの。脆弱性はFlash Player 8.0.24で確認されており、Secuniaでは対策として脆弱性が修正済みのFlash Player 9にアップグレードすることを推奨している。
関連情報
■URL
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/20971/
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( 三柳英樹 )
2006/07/11 12:36
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