電波監理審議会は、1.7GHz帯の周波数を利用した特定基地局の開設計画に関し、BBモバイルに関する認定を取り消すことが適当との答申を行なった。
BBモバイルは、総務省が新規事業者向けに割り当て予定でだった1.7GHz帯に関し、2005年11月10日にイー・アクセスの子会社イー・モバイルとともに事業計画が認められていた。しかし2006年3月17日にソフトバンクがボーダフォン買収を発表、移動体通信において既存事業者となったことから、ソフトバンクグループでは総務省に対して1.7GHz帯の返納を申し出ていた。
総務省ではBBモバイルから返上の申し出を受け、今後BBモバイルが認定計画に従って特定基地局を開設する見込みがないと認められることから、開設計画の認定計画について5月17日付けで電波監理審議会に諮問していた。電波監理審議会の答申を踏まえ、総務省ではBBモバイルの認定を取り消す方針だ。
関連情報
■URL
総務省 報道発表資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060712_6.html
■関連記事
・ ソフトバンクグループ、ボーダフォン買収で1.7GHz帯を総務省へ返納(2006/04/28)
( 甲斐祐樹 )
2006/07/12 18:44
- ページの先頭へ-
|