ソフトバンクは、グループ会社のボーダフォンがモバイルWiMAX(IEEE802.16e-2005)の実験局免許を申請したと発表した。同社では、2006年9月~2007年1月にかけて実証実験を実施したい考え。
実験局免許の申請および実証実験の主催はボーダフォンとなり、実験にはBBモバイル、ソフトバンクBB、日本テレコムが協力する。実験局免許が付与されれば、ソフトバンクでは9月より東京都江戸川区葛西周辺で基地局を5カ所設置して実験を開始するという。また、モバイルWiMAX対応の試験端末は25台用意され、計13セクターでのフィールド実験となる。
同社では「既存のW-CDMA基地局局舎に併設することで、設備投資効率の情報も得る予定。実験では電波伝搬特性や伝送速度、高速ハンドオーバー技術などの評価を行なう」としている。
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■URL
プレスリリース
https://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060720_0001.html
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( 関口 聖 )
2006/07/20 19:32
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