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NHK大阪放送局、堺営業センターの顧客情報223件が「Share」で流出


 NHK大阪放送局は21日、NHK堺営業センターの顧客情報223件がP2Pファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。放送受信料の徴収などを行なう地域スタッフ(40代男性)が、Shareを介してウイルスに感染したことが原因と見られる。

 流出したのは、地域スタッフが2004年8月に対応した堺営業センター管内一部地域の顧客の氏名、住所など223件。電話番号や口座番号は含まれていないとしている。これまで、今回の流出による被害報告は受けていないという。NHK大阪放送局では、個人情報が流出した顧客に対して、21日より担当者が個別に訪問してお詫びと経過の説明をする。

 NHKでは、個人情報を私物PCで保管することを禁止していた。NHK大阪放送局によれば、この地域スタッフは、日々の業務に役立てようと必要最小限のデータを保存していたが、「Shareが当初思ったほど役に立たなかったので、途中でやめた」と話しているという。


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URL
  ニュースリリース
  http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/060721.html


( 増田 覚 )
2006/07/21 13:14

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