USENは24日、同社の宇野康秀代表取締役社長を引受先とする約301億円の第三者割当増資を実施すると発表した。人材紹介事業を手がけるインテリジェンスの株式取得にかかる借入金の返済資金に充てる。
今回の第三者割当増資では、普通株式2,646万9,000株を発行する。発行価額は1株につき1,138円で、発行価額の総額は301億2,172万2,000円。宇野社長のUSENに対する出資比率は、38.4%から54.4%に増える。
一方でUSENは、宇野社長らが保有するインテリジェンス株を譲り受ける。これにより、インテリジェンスに対するUSENの出資比率を17.4%から40.0%に高める。
この株式取得により、インテリジェンスは人材紹介およびアルバイト求人紹介事業において、USENが運営する動画配信サービス「GyaO」を活用する。USENは、人材紹介・アルバイト求人サービスを利用する20~40代をGyaOのユーザーとして取り込むほか、USENグループが保有する全国の業務店網を活用した人材総合サービスの展開も視野に入れるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.usen.com/admin/corp/news/pdf/2006/060724.pdf
( 増田 覚 )
2006/07/25 13:37
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