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小学館とリンクシェア、アフィリエイト収入を寄付するチャリティサイト開設


リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長
 リンクシェア・ジャパンと小学館は25日、小学館が運営する女性誌総合サイト「FAnet」にアフィリエイトプログラムを利用するチャリティサイトを開設し、アフィリエイト収入の全額を自然保護団体のWWFに寄付すると発表した。チャリティサイトは8月15日に開設する。また、リンクシェア・ジャパンでは、他のアフィリエイトプログラム利用者に対しても収入をWWFに寄付できる仕組みを設ける。

 小学館は、「PS」「CanCam」などの女性誌の総合サイト「FAnet」において、チャリティ専用サイト「リンクシェア・小学館共同チャリティ・アフィリエイト・サイト」を8月15日に開設し、リンクシェア・ジャパンと共同で運営する。このチャリティサイトには、企画に賛同するECサイトへのリンクが設けられ、サイトの訪問者がリンクを通じて商品を購入した場合に得られるアフィリエイト収入を全額WWFに寄付する。また、リンクシェア・ジャパンでも、このアフィリエイトによって得られる手数料収入の一部をWWFに寄付する。寄付金総額は毎月FAnet上で公開し、透明性を確保するとしている。

 リンクシェア・ジャパンでは、今回のチャリティ企画の開始を機に、既存のアフィリエイトサイト運営者に対しても、希望すれば通常のアフィリエイト収入をWWFに寄付できるようにする仕組みを設ける。具体的には、アフィリエイト収入の振り込み口座をWWFの寄付金受付口座に変更する形となる。チャリティ参加者への特典としては、寄付金額が一定に達した場合に、WWFの通販サイト「パンダネット」で販売しているグッズの中から、寄付金と同額のグッズを参加者にプレゼントする。この費用については、リンクシェア・ジャパンが負担する。

 リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長は、「欧米ではアフィリエイトを利用したチャリティが広く普及しているが、日本ではこうした活動はまだほとんど見られない。ポータルサイトのFAnetとリンクシェアのアフィリエイトを活用することで、多くの人から楽しみながら募金をいただける新しいチャリティ活動を目指していきたい」と語った。

 また、PSなどの女性誌やCMで活躍中のモデル菊池亜希子さんが、今回のチャリティサイトを支援する「チャリティ・サポーター」としてPRに協力することが発表された。菊池さんは「若い人も環境問題などに興味はあるが、どのように貢献すればいいのかがわからない。このプログラムは買い物をするだけでチャリティに貢献できるので、多くの人に参加してもらいたい」とコメントした。


チャリティサイトの画面イメージ 「チャリティ・サポーター」としてPRに協力するモデルの菊池亜希子さん。手に持っているのはチャリティサイトで購入したという地球儀

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.linkshare.ne.jp/linkshare/ls_press_20060725.html
  FAnet
  http://fanet.jp/
  リンクシェア・ジャパン
  http://www.linkshare.ne.jp/
  WWFジャパン
  http://www.wwf.or.jp/


( 三柳英樹 )
2006/07/25 17:32

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