英語圏で人気のあるユーザー投稿型ニュースサイト「Digg」が、最近流行の“ラボ”をオープンした。この「Digg Labs」は、Google Labsなどに似ており、Diggが進めているアルファ段階の実験的プロジェクトを公開する場所となっている。その上、Diggに投稿される記事などのデータをAPIとして公開する準備を進めていることも明らかになった。
Diggには毎日何百ものニュースが投稿され、面白いニュースほど注目を集める仕組みになっている。それでも、あまりにもたくさんのニュースが集まるために、重要なニュースがあっと言う間に視界から消えてしまう問題が指摘されている。どのようにニュースを「見せるか」ということがDiggにとっては大きな問題となっている。
Diggはそのためにパートナー企業であるデザイン会社のStamen Designと提携し、投稿されるニュースのデータを2つの方法で視覚化するプロジェクトをDigg Labsで公開している。
しかし、こうした視覚化の方法やニュースを見やすく方法はたくさんのユーザーからのアイディアがある方が効果的と考えるのは自然だ。そのためDiggでは、Digg Labsのプロジェクトが軌道に乗るのを待って、Digg社外の開発者がDiggのデータにアクセスできるようなAPIを公開する予定であることを明らかにしている。
関連情報
■URL
Digg(英文)
http://digg.com/
Digg公式ブログの該当記事(英文)
http://diggtheblog.blogspot.com/2006/07/digg-labs-launches-alpha.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/07/27 12:27
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