仏FrSIRTは26日、Webブラウザ「Opera 9」のURLの取り扱いにメモリ破損の脆弱性が存在すると報告した。脆弱性の危険度は4段階で最も高い“Critical”としており、現時点でこの脆弱性に対する修正パッチなどは提供されていないという。
FrSIRTによれば、この脆弱性はDHTMLの要素として非常に長いURLを指定することでメモリ破損を引き起こせるというもの。ブラウザをハングアップさせることが可能となるほか、任意のコードを実行させる危険性もあるという。また、脆弱性の報告者のサイトでは、実際にブラウザをハングアップさせるコードが公開されている。
関連情報
■URL
FrSIRTによる脆弱性情報(英文)
http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/2987
( 三柳英樹 )
2006/07/27 18:35
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