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ユーザーが価格を決める無在庫の商品販売「もしもドロップシッピング」


 ネットプライスグループの株式会社もしもは、ユーザーが自分のWebサイトやブログで簡単に商品を販売できるドロップシッピングサービス「もしもドロップシッピング」を8月17日より開始する。利用は無料。

 ドロップシッピングは、メーカーや卸問屋が持つ商品を、ユーザーが価格を決めて自らのサイト上で販売する仕組みのこと。ユーザーは商品の在庫を抱える必要がなく、代金の決済や配送等も業者が行なう。「もしもドロップシッピング」では、メーカーからの商品データ収集・提供のほか、ネットショッピング機能の提供、購入顧客からの問い合わせにも対応する。

 ユーザーは、「もしもドロップシッピング」が用意する商品画像や卸値を見て販売したい商品を選び、卸価格に自らの利益を計上した販売価格を設定。価格設定後に提示されるHTMLコードをサイトやブログに貼り付ければ、販売を開始できる。またサイト等を持っていないユーザーへは、販売ページが作成できる「Myショップ」機能が提供される。

 もしもは今回のサービス開始に伴い、ドンキコムの提供するEコマースサービス「ecosec(エコセック)」に加盟。ドンキコムの持つ約2万点の商品データをドロップシッピングのユーザーに提供する。

 もしもはドロップシッピングのメリットについて、「ユーザーは、自由に販売商品の選定および価格の設定が行なえるにも関わらず、面倒で複雑な在庫管理や注文管理、商品発送は行なわずに、集客とマーケティングに専念できる。メーカー等にとっては、インターネットユーザーの力によって商品の販売チャネルと売上高の拡大を見込める」とコメントしている。

 今後は、ネットプライスをはじめとする、各大手ネットショッピング企業や、商品メーカー、卸問屋等のデータベースとの連携を進め、ユーザーが販売できる商品メニューの充実およびサービス規模の拡大を目指すという。


関連情報

URL
  もしもドロップシッピング
  http://www.moshimo.com/


( 野津 誠 )
2006/07/31 15:58

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