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次世代検索の開発を目指す「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」発足


 次世代検索技術の研究開発などを目指す「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」は31日、第1回総会を開催し、規約の承認と会長の選任を行なった。会長には東京大学生産技術研究所の喜連川優教授が選任。コンソーシアムには現時点で52の組織(個人を含む)が参加しており、さらに参加を検討中の組織も複数あるという。

 情報大航海プロジェクト・コンソーシアムは、経済産業省が2005年12月から開催している「ITによる『情報大航海時代』の情報利用を考える研究会」のメンバーが中心となり、次世代検索技術の研究開発のための産学官連携コンソーシアムとして発足した。コンソーシアムでは、検索技術の分野がGoogleなどの米国企業による寡占状態となっている現状を踏まえ、日本国内の企業や研究所などでの検索技術の関する研究成果を集約し、次世代の検索技術の開発やビジョン、マーケティング・ビジネスモデルの検討などを行なう。

 コンソーシアムでは、8月9日に第2回総会を開催し、理事を選出する。また、10月には展示会「CEATEC JAPAN 2006」に出展するほか、2006年内をめどに「情報大航海プロジェクト・センター(仮称)」を設立する予定としている。


関連情報

URL
  ITによる「情報大航海時代」の情報利用を考える研究会 第1回議事要旨
  http://www.meti.go.jp/committee/summary/0003477/index.html
  ITによる「情報大航海時代」の情報利用を考える研究会 第2回議事要旨
  http://www.meti.go.jp/committee/summary/0003501/index.html

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( 三柳英樹 )
2006/07/31 20:22

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