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ネットジャパン、ユーザー独自の消去方式も設定できるデータ抹消ソフト


「ランチャ」と呼ばれるメイン画面

ユーザー独自の消去方式を設定するウィザード
 ネットジャパンは、企業向けのデータ抹消ソフト「NetJapan Disk Wiper 7.0」 を8月16日に発売する。Windows XP/2000とWindows Server 2003に対応する。ワークステーションライセンスの価格は、メディアキットが4,200円、10~49ライセンスの場合で1ライセンス6,710円(いずれも税別)。

 NetJapan Disk Wiper 7.0では、HDD全体またはパーティション単位でデータの完全消去が行なえる。消去方式は、米国防総省準拠DoD5220.22-M方式をはじめとする政府・軍用の主要方式などが10種類用意されている。このほか、最大で4種類の消去用データと書き込み回数を設定し、繰り返し実行させる、ユーザー独自の消去アルゴリズムも作成できる。

 Disk Wiper用の起動FD/CD/DVDも作成可能だ。Windows版とインターフェイスが異なるDisk WiperのDOSバージョンを使用することになるが、OSから起動できなくなった場合でも、これらのメディアから起動してHDDの情報を消去できる。スクリプトを組み込んだCDでHDDの自動データ消去も行なえる。

 このほか、マスターブートレコード(MBR)内の現在のブートストラップコードに、標準のブートストラップコードを上書きする機能も備える。ブートウイルス攻撃やブート管理ソフトウェアの誤動作によって損傷したブートコードを修復できるとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.netjapan.co.jp/nj/press/news_release/nj_e/ndw7.php
  製品概要
  http://www.netjapan.co.jp/e/product/security/DW7/

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( 永沢 茂 )
2006/08/04 20:11

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