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メディア利用時間、インターネットが増加し雑誌は減少~日経リサーチ


 日経リサーチは7日、インターネット利用者を対象としたメディア利用時間に関するアンケート調査の結果を公表した。調査によると、インターネットと携帯電話の利用時間が増加する一方で、ゲーム機、テレビ、雑誌の利用時間が減少傾向にあると分析している。

 調査は日経リサーチのインターネットモニター(16歳~69歳)を対象に、7月13日~18日にアンケートを実施した。有効回答数は1,176サンプル。

 アンケートでは、テレビや新聞、インターネットなどの各メディアについて、過去1年間で利用時間が「増えた」「変わらない」「減った」の中から選択する形式で質問。インターネットについては利用時間が増えたとする回答が42.4%に上った。このほかに利用時間が増えたという回答が多かったメディアは、「通話・メール以外の携帯電話」(19.5%)、「フリーペーパー」(15.0%)など。

 一方、利用時間が減ったという回答では「ゲーム機」が42.6%と最も高い。また、「雑誌」(31.8%)、テレビ(28.2%)、ラジオ(22.6%)なども、利用時間が減ったとする回答の割合が高い。減少したとする回答を世代別に見ると、テレビとゲーム機は10~20代での減少が多く、雑誌については30代と50~60代の減少が多い。

 テレビや雑誌などの利用時間が減少したと回答したユーザーについては、いずれもインターネットの利用時間が増加したとする回答の割合が高くなっている。また、ゲーム機の利用時間が減少したユーザーでは、携帯電話の利用時間が増加したという割合が高い傾向にある。

 今後の利用予想でも、インターネットの利用時間が増えると予想する回答は37.7%に上る。また、利用時間が増えると予想されている新しいメディアとしては、「ポッドキャスト」(49.1%)、「ポータブルデジタルオーディオプレーヤー」(35.9%)、「ワンセグ」(30.3%)などが挙げられている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.nikkei-r.co.jp/column/index.html


( 三柳英樹 )
2006/08/07 20:29

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